これまでの歩み

2013年、香取神宮の神鹿たちのことをSNSの記事で知り訪問しました。状況に心打たれてボランティアでお世話させてほしいと神宮に申し出て、仕事が休みの日には食料を持参して通う日々がスタートしました。神宮より正式にボランティアとして認めて頂けたが、神宮では鹿の引取り先を探していたようで、2頭の鹿が個人に譲渡されました。これを機に鹿の扱いに困っているならば、会の方で責任をもって守るので譲渡してほしいと申し出ました。当時の様子は神宮の担当者の方と会の代表、両者の話をもとに書かれた記事があるので紹介いたします。

千葉日報の記事⇩

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/297151


朝日新聞の記事⇩

https://www.asahi.com/articles/ASJ5N3PHMJ5NUDCB003.html


2015年に香取神宮より香取の鹿愛護会が神鹿を譲受けました。一年以内に香取神宮から他の場所に鹿を連れて行くことになり、山を提供してくださる方やドックランの跡地などの候補があり検討していましたが、地元の方の鹿を想う声もあり、鹿苑に残ってお世話していくことを新しい宮司様に認めて頂きました。一年契約で鹿苑の土地をお借りしながら今も神宮内で鹿たちを守っています。

宮司様は『桜馬場という著名にな場所に鹿がいることは意義のあることだ。困ったことがあったら担当者に相談しなさい』と言ってくださいました。新しい担当の神職の方もとても親切にしてくださいます。桜馬場の整備もしてくださって、用務員さんたちも枝葉を差し入れてくださったり本当によくしてくださいます。

また、近隣の方や企業の方の温かいご厚意で活動を支えて頂き様々な改善ができました。

〇土壌改善のための暗渠設置

〇鹿たち全頭が屋根のある小屋の中で休めるように小屋を増設

〇土壌の汚れが酷かった部分を一部コンクリート化、扉増設

〇水場改修

〇安全対策のために竹柵設置

〇環境エンリッチメントの取り組みいろいろ

〇食糧倉庫としてプレハブハウス増設

他にも様々な取り組みを進めて参りました。改修だけでなく、食糧改善により鹿たちは毛並みが美しいねとお褒め頂ける状態になりました。

私たちボランティアは鹿たちが元気で安心して暮らせるように、鹿苑に来てくださる方が鹿と触れ合って元気になったり、笑顔になったり、癒されたり、もっともっと鹿苑があたたかく優しい気持ちになれる場所にしていこうとお世話に励んでいます。

日々の様子は現在フェイスブックにて発信していますのでよければご覧ください。

フェイスブック 香取の鹿愛護会のページ https://www.facebook.com/katorishika/


香取の鹿愛護会
 Katori's Deer Protection Society
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